2011年06月30日

『名前のない少年、脚のない少女』

6月最後の日。
この間、この映画を見てきた。『名前のない少年、脚のない少女』

ブラジル映画。
http://www.uplink.co.jp/namaenonai/

各国の映画祭で高く評価されるブラジルの新星エズミール・フィーリョ監督作品。

ストーリー
ブラジルの小さな田舎町に住む少年。その街は、今もドイツ移民の伝統が残っている。インターネットで「ミスタータンブリンマン」のハンドルネームで詩を綴る少年。ある日、都会の少年に三日後のボブ・ディランのライブに誘われるが「ここからじゃ遠すぎる」と躊躇する。そして、少年は、ある青年に出会う。彼は、恋人のジングル・ジャングルと一緒に自殺を図った男ジュリアンだった。彼女は死に、彼は死に切れず、町に戻って来たのだ。インターネット上には、ジングル・ジャングルが生前に撮影した映像が残されていた。その映像の中で、彼女は、永遠に生き続けているのだ。かつて彼女が作り出した世界に、少年は惹かれていく。そして少年は、現実と仮想の間がだんだん曖昧になっていき・・・。

感想
チラシをみた瞬間、自分が好きそうなかんじだと思い見に行きました。
ブラジルの映画というと、『セントラル・ステーション』ぐらいしか思いつかない。むかし、ドイツであったブラジル人の男の子はみんな顔が濃かったとかそれぐらいしかおもいつかばない。
でもこの映画は、ブラジルの映画というよりは、世界中のいろんな少年、少女の持ちえる悩みだったり、透明感だったり、行き場にない心だったりするような気がしました。

自分の心の中にも、じわじわと、少年の心と自分の心が曖昧になってくる感じがして、最後、なんか、すこし同化した気分になった。

なんかすごいな、この作品。とても好きでした。映像も美しい。
あと ネロ・ヨハンさんの音楽もとても素敵でした。繊細で、壊れやすく、とても映画にあっていたし、とても心地よい音楽でした。




posted by キノプール at 23:10| Comment(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: