久々に一人旅。
久々に、なんにも予定もなく、特に目的も無く、特に会う人もなく。
あ〜、自由だ。
ホントに、ガイドブックとかもとくに持っていくわけでもなく、
(というか、一応探してみたけど、とくになかったし)
予約したユースの場所だけ印刷。
行く日は、ちょうど、台風が通り過ぎた日。
でも、雨雨雨。
でも、とりあえず、一日目は、移動日。
名古屋まで、一時間半、名古屋〜金沢まで、高速バスで、4時間、
そっから、能登半島の小木港まで二時間半。
ついたときには、真っ暗。目の前はトンネル。
反対側は、港。
取り合えず、折りたたみ傘を開くと・・あれ?折れてる・・・
折れた傘を差しながら、進んでいくと
あれ??港についちゃった・・・地図を取り出し、
見る→歩く→迷子→見る・・・・
みたいな感じのことを繰り返す。
夜、真っ暗。。。
リアル肝試し☆
そして、海沿いに行くと、歩くとサササーと
なにか動いていく・・・なんかまっくろくろすけみたい。。。
まあ、なんのかんので着いて、ボリューム満点の魚料理を頂き、
従業員の方と仲良くなって、ついつい話し込んでしまって、
夜中の二時になったり、
若干ヒールのある靴で、目に前の泳げば10分ぐらいで着く
反対側の港まで、往復三時間かけて散歩したり、
海岸沿いの道を往復三時間かけて、ふらふらとパン屋さんに
行ったり、夕暮れにたそがれてみたり、海辺の塀の
上で眠ってみたり、虹か見えたり・・・・
のんびりした一人旅でした。
そうそう、私は、大体旅行に行く時本を持っていくのですが、
今回は、村上春樹の『国境の南、太陽の西』を手に。
この小説、もともとあんまり、読まなかったんだけれど、
あるきっかけがあり、何度も読むことになりました。
読むと、この本の内容と、自分におきた出来事とか
思い出が、リンクしていって、
なんとも切ない気分になり、読みながら、
何度も、泣きそうになりました。
読んでない人は、是非おススメです。
でも、ちょっと、切なくなるかもですが・・・