2011年10月16日

映画『グッド・ハーブ』

コオモリを見た。

昔、よくコオモリをみてた、そして、コオモリの死体も。

だからなのか、何かしら、コオモリを見ると、
死に関しての物事を思い出すのだ。


私は、身内以外の人を亡くしたことが、数回で、
そのときの記憶を巡っては、ひどく、果てしない
迷路のようなところ行き着いてしまう。

答えのでない考えたち。


最近、映画にしても、漫画にしても、小説にしても、
あまりにも、感情がダブってしまい、
ところかまわず、泣いてしまったりする。

そして、お酒が入ると、更に、感情が、
ちょこちょこと現れてしまう。


この間見た映画は、メキシコ映画。
『グッド・ハーブ』
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簡単にいってしまうと、ハーブの植物学者である母と、
シングルマザーの娘の話。

パンフレットを読んでいて初めて知ったのですが、
メキシコで、中絶は禁止されているようです。
そのため、シングルマザーが多く、
子供は、地域全体(まあ、ご近所さん)で見てる
感じなようです。

娘は、奔放で、地元のラジオのパーソナリティーをしながら、
母の元旦那に、お金を援助してもらいつつ、子供を育てている。
母親に対して、薬草にしても、人生のことにしても、
しっかり話をするということもなく、日々を過ごしている。

そんな娘が母に頼まれ、ハーブの書類整理をしだすが、
母はアルツハイマーと医師に診断されて・・・


とにかく、植物の写されかたが半端でなく美しい。
あと、メキシコ映画は、基本、女性の映画が
ほぼないのですが、この映画を撮ってる監督さんは、
女性の生き方を見せている映画を撮り続けている人らしい
です。

人に、すごくおススメの映画かと聞かれたら、
そうでもないですが、この映画の中ででてくる
テーマの一つでもある(だろう)聞こうと
思ったときに、もう聞くことができないって
いう状態って、なんか、すごく分かる気がする。


隣に、いる人とか、近くにいる人たちに対して、

  「いつか聞こう」

と思って、聞けない状態って結構ある。
特に、近くの人(身内とか、恋人とか)だと
聞かなかったり、するけど、
常に、聞くことのできる明日が、あるとは限らない。


などと、いうことをまたまた、感じながら見てました。

私も、かつて、聞けなくなってしまった人がいて、
何が、本当だったのか、分からなくなってしまったけど、
今は、やっと、それが、どちらだったとしても、よくて、
もし、その人が、自分に言っていたことが嘘だったとしても、
もう、その嘘だったことすら信じようって思う。


あーなんか、暗い日記。


でも、今日は、明るい音楽聴いて絵を描いてます。
posted by キノプール at 22:35| Comment(0) | 映画
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