2011年08月13日

『ユージュアル・サスペクツ』

『ユージュアル・サスペクツ』

この映画、知ってる人も多いと思いますが、最近、この映画のパンフレット
(随分あとに古本屋にて購入)を読んでいたら、フッと見た当時のことを思い出した。

もう、十数年以上前、当時、アクション映画とか、そういう
わかりやすいものをすごく好んでみていた私。

どんな経緯かわすれたけど、深夜に映画をやっていたのを
ビデオに撮っていて、そのなかに、この映画があった。

サスペンスとかそんな好きでもなかったのに、
なぜかすごく、惹くつけられて夜中なのに、
最後まで見ていて、そのあと、一週間ほど、
毎日見ていた気がする。

当時のわたしには、一回みただけでは、よく理解できずに、
何回かみて、やっと、「そっか〜」ってわかった。
(なんて理解力のない・・・普通の人は、一回でわかります。)

分かったときには、衝撃的だった。
今は、わりかし、どんでん返しという枠組みでは、
有名なこの作品ですが、当時、人に、言っても
周りの人は、知らなくて、寂しい気分になりました。

(でも、よくよく考えてみれば、アカデミー賞の脚本、助演男優賞
とっているので、映画すきが、周りにいなかっただけだな、きっと。)


それでもって、その中で演じているケヴィン・スペイシーが
大好きになった。
今も、パンフレットとか、映画雑誌みて、「ほえ〜」って
なってしまう。


まあ、なにはともあれ、自分の映画傾向が変わった最初の一本でした。
その後、何度も、映画傾向が変わってきて、最近は、ミニシアター系が
多いですが・・・。


 
   『ユージュアル・サスペクツ』1995年アメリカ

カリフォルニア州のある港で大規模な殺人事件が起こる。捜査官クイヤンは、事件で生き残った二人の男のうち一人のヴァーバル・キントを呼び出す。ヴァーバルはその殺人事件が起こるまでの過程であるを話す。六週間前の事件で集められた常連容疑者達(題名でもある)との間での襲撃や起こった事件の様子を詳細に語る。そして、同じ頃、もう一人の生き残りであり大火傷を負ったハンガリー人が、病院で、言葉を発し始めた。その言葉は、顔も声も知らずただ伝説的な噂のみが独り歩きする謎のギャング「カイザー・ソゼ」の名前。はたして、カイザー・ソゼとは何者なのか?事件の全容とは一体何なのか?


回想によって物語を錯綜させる手法で謎の事件を描いていっている。



そんな作品です。お勧めです。
最近は、ツタヤとかで普通に置いてあります。はい。




posted by キノプール at 22:36| Comment(0) | 映画

2011年06月30日

『名前のない少年、脚のない少女』

6月最後の日。
この間、この映画を見てきた。『名前のない少年、脚のない少女』

ブラジル映画。
http://www.uplink.co.jp/namaenonai/

各国の映画祭で高く評価されるブラジルの新星エズミール・フィーリョ監督作品。

ストーリー
ブラジルの小さな田舎町に住む少年。その街は、今もドイツ移民の伝統が残っている。インターネットで「ミスタータンブリンマン」のハンドルネームで詩を綴る少年。ある日、都会の少年に三日後のボブ・ディランのライブに誘われるが「ここからじゃ遠すぎる」と躊躇する。そして、少年は、ある青年に出会う。彼は、恋人のジングル・ジャングルと一緒に自殺を図った男ジュリアンだった。彼女は死に、彼は死に切れず、町に戻って来たのだ。インターネット上には、ジングル・ジャングルが生前に撮影した映像が残されていた。その映像の中で、彼女は、永遠に生き続けているのだ。かつて彼女が作り出した世界に、少年は惹かれていく。そして少年は、現実と仮想の間がだんだん曖昧になっていき・・・。

感想
チラシをみた瞬間、自分が好きそうなかんじだと思い見に行きました。
ブラジルの映画というと、『セントラル・ステーション』ぐらいしか思いつかない。むかし、ドイツであったブラジル人の男の子はみんな顔が濃かったとかそれぐらいしかおもいつかばない。
でもこの映画は、ブラジルの映画というよりは、世界中のいろんな少年、少女の持ちえる悩みだったり、透明感だったり、行き場にない心だったりするような気がしました。

自分の心の中にも、じわじわと、少年の心と自分の心が曖昧になってくる感じがして、最後、なんか、すこし同化した気分になった。

なんかすごいな、この作品。とても好きでした。映像も美しい。
あと ネロ・ヨハンさんの音楽もとても素敵でした。繊細で、壊れやすく、とても映画にあっていたし、とても心地よい音楽でした。




posted by キノプール at 23:10| Comment(0) | 映画